小説家としての本能

ようこそ!しがない物書き朝河柳志です。このブログにいらっしゃってありがとうございます!ここでは、小説に関することや私の生活など様々なことを書いていこうと思います。よろしくお願いします!

病院坂の首縊りの家

ども!朝河柳志です!

あぁ、まったくもって、おぞましい。
なぜにここまで、深い何かが残ってしまうのでしょう。

石坂浩二扮する金田一耕助病院坂の首縊りの家」を見ました。
 
なんだか、しっくりきます。笑
やはり、見慣れているせいでしょうね。

私の中では、石坂浩二さんと古谷一行さんの金田一像が
一番印象に残っていますから。

今回は、市川崑作品、金田一耕助最後の事件ですね。
(とはいえ、2006年にリメイクされましたけど。笑)

始まりは、横溝邸ですかね。
横溝正史先生が、いきなし登場。
金田一耕助と仲良く話すシーンから始まりますね。

なんというか、良いもんですね。
自分の作った主人公との共演。
本来ならありえない状況ですけど、
私も、自身の作ったキャラクターと共演してみたいものです。笑

さて、
横溝邸から去って、
アメリカに飛び立つためにパスポート写真をとろうとした矢先、
奇妙な殺人事件に遭遇してしまいます。

名探偵には、事件がついてまわるんですねぇ。笑
最後の最後まで、事件ですね。

原作では、20年以上かかった事件なんですね。
映画では、そこんとこ抜きにしていますけど。笑

とりあえず、ネタばらしは抜きとして、

横溝正史作品には、毎度驚かされます。

よくぞ、このような作品が書けるものだ!

と、心の底より思いますね。

ミステリ以上の人間が描かれています。

複雑な人間関係から発する殺人事件。
奇妙な因縁や怨念、情念。

うり二つの人間の存在や、
近親相姦的なもの、
実は兄弟なのに、愛し合っているなどなど、

ほんと、奇妙な世界観が、毎度のごとく、書かれていますね。

あぁ、読むたびに思います。
私じゃ、こんな作品書けないや。笑

小説によく登場する、ムツかしい事件。

私にとって、ほんと、それです。笑

書きたいという憧れはありますけど、到底及びません。

いつまでも、憧れの存在なのでしょうね。
横溝正史という人物。
金田一耕助という名探偵。

日本を代表し、永遠に残るものでしょう。

金田一耕助シリーズ大好きです!

これで決まり!笑

それでは!また!